Hitomingworld

人生は一度しかない旅。自分の人生を愛してるってことを伝えたい。

悲しみはふいに訪れる

「悲しみ」っていうのは、ふいうちのように胸をかすめることがある… まあ、そんな話ですが、少しばかり暗い話なので、それでも読もうかなと思う人だけ読んでくださいね。

たとえば、食材の何かを見つけた時、それが好きだった人のこととか… たまたま聴いた歌が、故人の好きな曲だったりした時に。

「フレンズ」

私の妹は、私と顔もよく似ていて、身長も靴のサイズも同じだったのに、性格は真逆みたいでした。
私は自分でいうのはなんですが、いわゆる優等生タイプで、進んで手を挙げ、何かの役にチャレンジするのが好きでした。たとえば、弁論大会で体育館の大勢の前で発表したりね。
妹は、そんな姉を見て、うわー(自分にはありえない!)と思ってたみたいだけど(笑)、実は妹も全く別方面で前に立ちたい氣持ちはあったんですね。
私は見てないのですが、かつて、高校の文化祭で、バンドのヴォーカルを務めたとか… それだけでなく、カセットテープに歌を録音してどこかに送り、何と事務所から東京で面接したいと話しがあったのよ…と随分後に、私は母から聴かされたのでした。
ところが、それがどうなったのかと聞いたら、やっぱりという感じで、いつもここぞという時になると逃げ腰になるというか…、「無理無理無理」と、せっかくのお話を断ってしまったという…
まあ、妹の怖がり、傷つきやすさ、思い込みの強さを思うと、芸能界に行ったりしなくて正解だったと思うのですが…

2年くらい前に一緒にカラオケ行ったことが懐かしく思い出されました。
歌っている時の彼女は、可愛くて… 生き生きしていて… 幸せそうだったなあ…と。
そんなことを思いだしたら、ポタリポタリと涙が頬を伝うのです…
今は、天国で歌ってるのかな…

もう一度、一緒に歌いたい。

 

写真は最後に一緒に食べたもの。

これが最後だったとは… でも、美味しい物で、良かったなあ…

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